CCUSー登録技能者のレベル判定と賃金

国土交通省は建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の賃金実態を調査し、CCUSの能力評価制度で最上位となる「レベル4」の技能者の賃金が相対的に上昇していることが分かった。「レベル1~3」の技能者の平均賃金と比べると、2021年10月時点でレベル4の平均賃金は13・85%高かった。賃金差は1年前より2・67ポイント広がっており、能力や経験に応じた賃金支払いが着実に浸透してきたとの見方ができそうだ。

元請のゼネコンではCCUSのレベルを企業独自の手当に反映する取り組みも広がりつつある。国交省の調べによると、自社の優良技能者認定制度でレベル別の手当支給を行っているゼネコンが複数社ある。処遇改善とは異なるインセンティブ付与の在り方として、休日取得目標を達成した場合の労務費割り増し補正制度の運用でCCUSの就業履歴を出勤確認に利用しているケースもあった。

【建設工業新聞より抜粋】

レベル4(ゴールド)になるには…

ユキマサ作業員
ユキマサ作業員

レベル4になるには、色々な要件があるんだね。

  就業日数     職長としての就業日数          保有資格          
就業日数が2,150日
(10年)
以上
  あること。
職長としての就業日数が
645日(3年)以上
あること。
●登録鉄筋基幹技能者
●優秀施工者国土交通大臣顕彰
●安全優良職長厚生労働大臣顕彰
●卓越した技能者(現代の名工)
上記4点のうちいずれか
+レベル2、レベル3の基準に示す保有資格

レベル3(シルバー)の要件

就業日数 職長・班長としての就業日数 保有資格  
就業日数が
1,505日(7年)
以上であること。
職長又は班長としての
就業日数の合計が
645日(3年)以上
あること。
・一級鉄筋施工技能士
 (鉄筋組立て作業、
  または鉄筋施工図作成作業)
+レベル2の基準に示す保有資格

レベル2(ブルー)

   就業日数       保有資格       
就業日数が
645日(3年)以上
あること。
・玉掛け技能講習

レベル1(ホワイト)

建設キャリアアップシステムに登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者。

ユキマサ作業員
ユキマサ作業員

まずはレベル1の登録から始めよう!

職長・班長とは?

  • まとめ

レベルが上がれば、お給料が上がることも。

この記事を読んで、レベルアップしたい!と思った方は、

国土交通省【CCUSポータル】 能力評価分野及び申し込み先のリンク先から

詳しく調べることができます。↓

https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/nouryokuhyouka_otoiawase.html

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